日本の農業の未来に関しての考えは?

農業にあっては「医食同源」と「環境保全」を要請され実践を通じて、農業が食料や環境という「国民の重要な財産」を再生産していく産業であると思うよ。21世紀における農業とそこに成立する文化の社会的な意義をより高めることになるよね。まず、農業を「命を育む産業」として位置付け、有機農業の実践と、その普及を目指し、担い手に農業の意義が自覚され、努力が社会的に正当に評価されることが活性化していく源であると確信するよ。太田農園の心得に「三粒の大豆」の訓があるよ。大豆を畑に蒔く際には、1つの穴に同時に3粒の豆を入れる。1粒は空を飛ぶ鳥のために、1粒は地の中の虫のために、そして残りの1粒は人のために蒔くという訓なんだよ。人間だけが貪欲になることを避け、収穫は鳥や虫にも分け与えよという戒めだよ。鳥や虫が生きられない環境の中で真に健康で安全な作物を得ることは出来ない。同時に消費者の利を忘れ、自分たちだけが利益を得ようとする儲け主義への戒めでもあるんだ。私の農園はこの「三粒の大豆」の精神を農業是に掲げ、消費者の皆さんをはじめ美味しい作物を消費するために取り組んでいくんだよ。

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