太田農園自主基準
【1】背景・目的

太田農園のある中富良野は北海道の中心に位置します。夏は30度を越え、道内では気候に恵まれた土地です。太田農園は、この地域的特性を生かし、農薬や化学肥料に依存することなく消費者そして生産者自らが安心して食べられる農産物を生産してきたグループです。昨今、遺伝子組み換え作物や環境ホルモン等、生産者・消費者双方の健康を害し、自然環境の破壊を招く諸問題に加え、農産物の輸入、減反政策等、生産者の意欲を減退させ、農家経済を圧迫する農業政策のもとで後継者不足は深刻化し、農業を取り巻く社会的環境は大変厳しいものになっています。こうした状況をふまえ、太田農園は、この度自主基準を設定することによって、環境負荷が少なく生産者・消費者双方に安全な農業の普及と後継者の育成、グループ全体の生産技術の向上、および消費者への情報開示をめざします。また、中富良野においては「クリーン農業の町」を宣言しています。太田農園は今までの経験と技術を生かし、地域農業の率引力となれるよう技術の向上や仲間作りにも力を入れていきたいと考えています。
【2】基本理念
@環境保全型農業農薬・化学肥料の使用を控え、環境および生産者自身に負荷の少ない資源循環型の農業に取り組む。
A安全な食べ物の生産 農薬や化学肥料等をなるべく使用せず生態系に調和した農業を実践することによって、健康で安全な食べ物の生産を心がける。
B生産者の主体的な取り組み 生産者の創意・工夫を生かし、生産者が誇りを持って農業に意欲的に取り組める社会環境づくりに努め、その結果として農業後継者の育成に寄与する。
C情報の公開 消費者に栽培状況を正しく説明できるような栽培情報管理に努める。
【3】基準姿勢
@堆肥や緑肥を使用した土づくりに努める
A輪作を心がけるB除草剤は一切使用しない
C土壌消毒剤は一切使用しない
D科学合成農薬は一切使用しない
E化学肥料については、極力使用を控えるとともに、しようしないことを目標とする(2008年を目標の年度とする
【4】使用資材
A)禁止資材
@除草剤:圃場においても畦畔においても一切使用しない
A科学合成農薬
B土壌消毒剤
C植物成長調整剤B)許容範囲
@化学肥料
土壌の性質と作物の関係上、やむを得ない場合に限り使用を認める。

 《目標》

今後化学肥料の使用を減らし、一切使用しないことをめざす。

A木酢液
発ガン性物質(ベンツビレン)の含まれていないものを使用する。
3)容認
@天然由来の資材を使用した自作の防除財
例:酢焼酎(酢、焼酎、にんにく、唐辛子、黒砂糖、米ぬか)ニーム種子・葉の自作の抽出液

4)推奨

@堆肥(出来る限り身近な所から調達できる材料から作ることが望ましい)
A緑肥
B自作の発酵肥料

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